プチ減量とプチ増量 長期間コンディションをベストに保つ方法とは
- 2017/01/25
- ボディメイク
- 1150view
- 筋トレ
- ダイエット
- トレーニング
- メタボ
- 筋トレ
- 筋肉
- 食事
理想の減量法に求めるものとは?
効率よくボディメイクを進めるためには減量と増量のメリハリをきっちりとつけることが大切です。食事もトレーニングも中途半端だと、筋肉が増えるわけでもなく、そして脂肪が落ちてカットが出るわけでもなく、見た目にも今ひとつピリッとしない体となってしまいます。
特に肝心要となるのが減量ですね。きっちり絞りきるのはなかなか難しいですし、絞れた状態をキープするのはもっと難しいのです。
では、理想の減量法とはどのようなものでしょうか。まず、減量につきものの「筋肉の減少」を最小限に抑えられることが最優先です。オフ期にせっかくつけたバルクが脂肪とともにしぼんでしまったのでは何のために歯を食いしばって重い重量を挙げてきたのか意味がわかりません。いかに脂肪だけを落とし筋肉を残すかが減量の最も難しいポイントなのです。
また、減量後にリバウンドが起こらず、絞れた状態をキープしやすい事も重要です。完全に一発勝負のコンテストだけを意識するのであれば問題ではありませんが、夏から秋にかけて複数回のコンテストに出場する人や、夏の間海や河にしょっちゅう遊びに行くという人の場合は強烈な減量につきものの、強烈なリバウンドはなんとしても回避しなければいけませんよね。
つまり理想の減量法とは、「筋肉が減少せず、かつコンディションをキープしやすい方法」という事になるわけです。
プチ減量とプチ増量でコンディションをキープ!
山高ければ谷深し、その逆もまた真なり。というわけで体重の派手な増減は当然コンディションのキープを難しくしますし減量時の筋肉の減少も大きくなります。
そこで、オススメの減量法が「プチ減量&プチ増量法」です。減量の経験が一度でもある人ならご存知と思いますが、減量開始1ヶ月目はそれほど摂取栄養素を減らさなくとも簡単に体重が落ちますよね。これはまだ代謝の高い状態が維持できている期間だからなのですが、この「最も美味しい期間」だけを全体の減量期間中に複数回設けることで、筋肉にダメージを与えることなく脂肪だけを落としていこうという作戦なのです。
具体的なやり方としては、仮に一ヶ月目で3kg落としたとしたら次の1ヶ月でその半分の1.5kg体重を戻します。そして次の1ヶ月で2kg落ちたら、次の1ヶ月で今度は1kg戻す…というように、増量と減量を1ヶ月ごとに繰り返しながらその都度減った体重の半分程を戻すのです。
この方法であれば筋肉はほとんど減りませんしトレーニングの使用重量もキープできるはずです。それに細かく減量と増量を繰り返しますからコンディションも維持しやすいのです。
ただ、体重は水分量などですぐに1kg程度は動きます。ですから、よほど大きく見た目が変わらない限り一ヶ月ごとに3500kcalと2000kcalの食事量を入れ替えるという考え方でも良いでしょう。
オフ期はがむしゃらにバルクアップを
この「プチ減量&プチ増量法」の欠点は減量期間が長くなってしまい、バルクアップに傾注できる期間が相対的に短くなってしまう事でしょう。やはりどんな方法にもデメリットがあるものなのですね。
ですから、この「プチ減量&プチ増量法」を実践する場合はシーズン終了後に速やかに増量期に入り、とにかく高強度なトレーニングをガンガン行わなければいけません。休養日とトレーニング日を明確に分け、重量から絶対逃げない姿勢で密度の濃いトレーニングを行う覚悟が必要となります。
10月~2月を増量期、3月~9月を「プチ減量&プチ増量法」による減量&維持期とするのがバランスの良い年間スケジュールと言えるでしょう。