冬はおでん!女の子が喜ぶ おでんのうんちく教えます。
- 2017/01/06
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おでんの由来
今やコンビニでも売られており、国民食とも言える「おでん」ですが、いつ頃から食べられる様になったのでしょうか。実は意外なことに、おでんは元々「田楽」のことを指していたそうです。豆腐に味噌をつけて串焼きにして食べる味噌田楽を、江戸時代ごろからは「煮て食べてみよう」と誰かが考えたものが現在のおでんの起源だとされています。漢字で書くと「御田」となり、はじまりは田楽であることが分かります。
おでんには、だし汁のみで味噌をつけない「関東風」と、従来の味噌をつけるタイプのものがありますが、おでんは元々、豆腐に味噌をつけた田楽が変化したものだとすると、関東風の方がやや新しい種類とも言えます。
しかし、「味噌おでん」の後に「だし汁のおでん」が登場したことには事情があります。実は、江戸時代後期までは「しょうゆ」がありませんでした。そのため、濃い味付けの料理には味噌が使われることが一般的で、江戸時代の後期に醤油が発明されて以来、「だし汁タイプのおでん」も急速に普及したのです。
現在では一般的に、味噌をつけるおでん=関西、つけない=関東といった具合に区別されています。
コンビニのおでんはなぜ蓋を開けてあるのか
おでんはコンビニで購入する人も多いのではないでしょうか。具材を煮込むだけといっても忙しい現代人にとって、コンビニでおでんを気軽に購入できるのは大変ありがたいことです。この「コンビニおでん」ですが、「なぜ蓋を開けっ放しにしてあるの?」という疑問を抱いたことはないでしょうか。衛生面でも気になるところですが、実はいくつか理由があるそうです。一つは、「おでんの香りと見た目で購買意欲をそそらせるため」という理由です。確かに、コンビニには、その場で調理するタイプの食品としては、からあげやフランクフルトなどがありますが、そのほとんどが揚げ物です。そのため、店内に油の匂いを充満させることは、逆にお客さんを逃がしてしまう恐れがあります。しかし、おでんや肉まんは不快にならない範囲で「嗅覚に訴える」ため、理にかなっていると言えるでしょう。また、フタをしてあったら、「準備中」と勘違いしてしまう恐れもあります。
美容に効果のあるおでんの具
また、おでんは美容や健康にも効果が期待できることをご存知でしょうか。コンビニで「お腹が空いているから何か買おう」と思ったとき、からあげやコンビニ弁当などを買うよりも、寒い冬はおでんがおすすめです。例えばおでんの具材の代表格でもある「大根」は、胃腸に優しいことで知られています。大根には「胃酸を抑える」働きや「消化能力を高める」効果もあります。冬場は新年会や忘年会などで何かと外食をする機会が多いかと思いますが、飲み会帰りに寄ったコンビニで「もう少し何か食べたいな」というときは意を休めるためにも「おでんの大根」をお勧めします。
また、大根には肌荒れ防止の効果もあります。胃腸が疲れると肌が荒れますが、大根は胃腸の働きを整え、胃の不調を改善し、しいてはお肌にも良い影響を与えます。
牛すじはコラーゲンがたっぷり
もし、女性のためにおでんを買って帰る場合、大根のほかに「牛すじ」も何本か入れておきましょう。牛すじにはコラーゲンやエラスチンと呼ばれる美容には欠かせない栄養素が豊富に含まれています。