【男の酒のうんちく話】これを話したらモテる!1月25日は「日本最低気温の日」というサムくない話!
- 2017/01/15
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過去最低気温をご存知ですか?
1月25日は「日本最低気温の日」とされていますが、これは、1902年(明治35年)の1月25日に、北海道の上川測候所で「氷点下41.0度」という「日本最低気温を記録」が観測されたことから「日本最低気温の日」とされています。北海道は最低気温の地域として昔から上位にランクインされていますが、「日本最低気温の日」を語るうえで欠かせないエピソードとして、奇しくも「日本最低気温を記録」した同日に起きた、日本の山岳史上最悪の遭難事件でもある「八甲田山事件」があります。
最低気温の日に起きた悲劇
八甲田山事件は、青森県の八甲田山(はっこうださん)にて冬期行軍訓練を行っていた210名の歩兵隊が次々と凍死、遭難し、生存者わずか11名という惨状でした。激しい吹雪と極寒の中で、当時の装備では人間が耐えられるはずもなく、この惨劇は小説にもなり、その後、映画化もされています。
各地の気温はこのところ上昇傾向にあるので、この最低気温の記録が更新される可能性は少なくなっていると言えるかもしれません。この「氷点下41.0度」という日本最低気温の記録は現在に至るまで更新されていません。
現代の日本にも存在するマイナス気温の世界
現在では氷点下41度といった極端なマイナス気温を記録することもなくなり、特に本州に住む人々にとっては、マイナス気温の寒さ自体、体験したことのある人は少ないかも知れません。しかし、北海道や東北の地域では、マイナス気温は毎年観測されています。ここでは、現代でも「マイナス気温」の恐ろしさを日常的に体験している人や過去に体験したことのある人のエピソードを紹介したいと思います。
思ったより寒い相模原
マイナス気温の体験談としては珍しい関東エリア、相模原市に住む男性のエピソードです。「相模原市は天気予報の表示では東京の八王子市が一番近いのですが、八王子市は冬場の最低気温はマイナスに突入することが多く、相模原市はそれよりもやや気温が低いところが多くあります」「マイナスの気温には毎年なっているのですが、最もひどかった年は朝方に雨戸と窓が凍りついてしまい、2時間くらい開けられなかったことがあります」「ほかにも、日陰の道路で一度積もった雪が半月くらい残っていたり、室内でマイナス気温を記録したりと、相模原市は意外にも寒い土地です」
札幌での銭湯帰りは要注意
学生時代に札幌に住んでいた男性のエピソードです。
「下宿先には風呂がなかったため、徒歩で5分ほど先にある銭湯へ通っていたのですが、洗髪して髪の毛をよく乾かさないまま帰ってくると途中で髪の毛がバリバリと凍りました」「濡れタオルをぐるぐると回すと凍って棒のようになるということは、テレビで見て知っていたのですが、髪の毛まで凍るとは思っていませんでした」「また、寝る前に部屋の暖房を消し、二重窓の一枚目と二枚目のガラスの間に生玉子を置いておくと、翌朝に半分凍っていたこともあります」