今年の目標の設定の仕方にはコツがいる?!目標達成術を伝授!
- 2017/01/04
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目的と目標の違い
目標を設定するにあたって「目標」と「目的」を混合している人を見かけます。目標とは何でしょうか?まず、「何を望んでいるのか」「ほしい物は何か」「理想の状態とはどんな状態か」など、これらが「目的」です。よく、「目的のためには手段を選ばない」などと言いますが、目的とは、言わば「望み」のことです。そして、この目的を果たすために、必然的に「こうなっていなければならない」という状態が「目標」となりますが、特徴的なのは、「目標」は数値や論理で計測可能であることが条件です。
例えば、現在身長が170cm、体重80㎏のとある男性が「体重65kgまでダイエットする」とします。この場合、「体重を65kgまで落とす」ことが「目標」となります。数値が入っているので、計測可能であることが分かります。そして、「そもそも何のために65kgまで痩せる必要があるのか」が、「目的」にあたります。「目標を達成したい理由」このとき、と言ってもよいでしょう。「この脂肪だらけのだらしない体のままでは女性にモテないから痩せたい」という動機があれば、これが「目的」です。つまり「女性にモテること」が目的となる訳です。
目的を再考することで目標が変わる
ダイエットの例を挙げるまでもなく、多くの人が目的よりも目標ばかりに意識が向いていることが分かります。目標はあくまで目的を果たすための手段でしかありません。もし、女性にモテたいことが本当の目的であれば、「体重を65kgに落とす」だけが目標ではありません。もし、好意を抱いている女性が「痩せた人よりも逞しい人が好き」という好みであれば、ダイエットは逆効果ということが分かります。この様に、目標を設定するにあたっては、「目的」を徹底的に考えてみることが大切です。
収入額の目標を立てるときは用途が大切
お金についても同じことが言えます。「1億円欲しい」という人は、1億円あったら「何がしたいのか」または、「具体的にどんな生活をしたいのか」をすぐに答えられない人が多いかと思く、案外お金の使い道は漠然としていることが多いものです。使い道が不明確な金銭欲は、ゴール到達までのモチベーションを下げてしまう傾向にあります。もし、「この世にお金という概念がなかったら」と仮定して、「自分は心から何を望んでいるのか」というレベルで目的を考えてみると、やるべきことが明確になるかと思います。
ゴールは「非現実的だと思えるレベル」に設定することが大切
よく、目標達成や自己啓発などの本では「すぐに達成できる簡単なものを設定することが大事」レベルで」ということが書かれています。一見して理に適っているいる様に見えますが、実は逆です。ゴール=目的とした場合、設定が低すぎると、達成するためのエネルギーが生まれません。例えば「体重80kgの人が78㎏まで落とす」というダイエットの目標を定めた場合、たった2㎏であれば食事を1日抜くだけですぐに減ります。これは、平均値を前後しているだけに過ぎず、マイナス2㎏のために何かしようという気にはなれないはずです。
重要なのは行動習慣を大幅に変えることです。そのために「非現実的なゴール」が必要となるのです。「今年は年収を5倍にするぞ」という目標であれば、まず現在の会社から転職するなり、起業するなり、根本的な見直しが必要となりますが、月給を1万円アップさせるという目標を設定した場合とのエネルギーの差は歴然であることが分かります。