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女子の球技ユニフォームは嬉しいことにスコートスタイルが増殖している

  • 2019/02/06
  • ライフスタイル・娯楽
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男性に嬉しい女子のスコート

男性に嬉しい女子のスコート
男性が興味本位から女子のスポーツで観戦したくなるスポーツの代表格にテニス、バドミントンがあります。
その理由はいかにも男性らしいものであります。
それならフィギュアスケートの方がより直接的で嬉しいものではあります。
お洒落なひらひらのユニを着て大きく足を上げてくるくる回ってくれるところなどは、スポーツとしてはどうなのかと余計な心配さえしてしまいます。
そのまま変な高速回転などはしてくれるな、いいからゆっくり回ってくれと願ったりもしていたりでしょう。
その点、テニスやバドミントンではスコートの裾元にこそ目が行ってしまいますが、決して興味部位を見せようとはしていません。
それでもわざわざショートパンツにしていないのは、まるで男性の視聴率を上げるのが目的でもあるかのようです。
もしも動きやすくても、キュロットではまるでインチキに会ったような気になるのが男性です。
それを意識していないとまでは言えませんが、もっと深い歴史と実用性に基づいたものであることをここで紹介してみます。
テニスやバドミントンだけでなく、ちょっとマイナーなホッケーもそうですし、最近気付いたところではあの地味だった卓球までにも導入されているのです。

 

女子テニスユニの歴史

スコートスポーツの王道は、何と言ってもテニスにあります。
発祥した頃のテニスが、貴族のたしなみのようなものだったことにその理由があります。
日本で言えば、お正月に着物を着たお嬢様が羽子板遊びをするような感じでしょうか。
庭球と言われるくらい庭のスペースのいたって近距離で、ボールを打ち合っていたのがテニスの始まりなのです。
その姿はベールで飾られた帽子にブラウスのロングドレス、しかもハイヒールと言うそのまま貴族のパーティに出席できるようなものでした。
ウインブルドンテニス大会で、地面に届かない長さにしたスカートの選手が登場すると、徐々に動きやすさを求めて年々、丈が短くなっていったのです。
そして今の丈のスコートが定着しました。

・スコートばかりでもなかったが
ところがこれは選手の自由ですので例外もあって、女子テニスのトッププロでもナブラチロワがショートパンツでプレイしていましたが、まるで不評でした。
自分自身でも男性を意識していたとかいないとかだったと言われています。
他にもちらほら見かけられてはいるようですが、ただのアブノーマル趣味くらいでしか受け入れられなかったようです。

・スコートの下はスパッツが定着
スコートの下にも変化がありました。
かつては、フリルの付いたアンダースコートだったものです。
それが2000年代頃からはアンダースコートに代わって、より機能的なスパッツが主流になっています。
スパッツは身体に密着していて、動きに物理的な抵抗を薄めてくれます。
当初は貴賓さに欠けるとの評価もありましたが、現代の激しいテニスにスパッツは欠かせなくなっているのです。
見方によっては下着にも見えかねないアンダースコートは、無意識に動きに制限がかかりやすくなると言うデメリットも排除したデザインにもなっているのです。

 

テニス以外では

・ホッケー
ホッケーも実はイギリス生まれの球技でテニスほどではありませんが、女性らしい服装で始まった歴史による影響がスコートスタイルとして引き継がれています。

・バドミントン
バドミントンはイギリス領だったインドで生まれています。
スコートが導入されたのは、後になってテニスの影響を受けるようになったからなのでしょう。
視聴率的にも望まれるスタイルではあります。
世界バドミントン連盟は、2012年のロンドンオリンピックに出場する女子選手に全員スコートを着用させるつもりだったとされています。
ところが、選手の間ではショートパンツを希望する選手も多かったようです。
中には宗教上の理由による反対意見もあったことなどから、実現はされませんでした。

・卓球
卓球もバドミントンと同様にイギリス領だったインドで生まれていて、同じような経過でスコートが主流にはなっていますがまだテニスほどではありません。

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