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野球でよく聞くブルペンってどんな場所なのか?

  • 2019/02/28
  • ライフスタイル・娯楽
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ブルペンってどんな場所?

ブルペンってどんな場所?
「ブルペンでは〇〇が準備をしています。」
「現在ブルペンには誰もいないようです。」
このように、ブルペンという言葉は野球中継でよく使われていますよね。
ただ、どんな場所なのかはよくわからないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、そんなブルペンについて解説したいと思います。

 

ブルペンとは投球練習場のこと

ブルペンとは、球場にある投球練習場のことを指します。
試合中は投手・捕手・そしてコーチが出入りをしており、ブルペン内にはベンチと連絡を行うためのインターホンが設置をされています。
現代の日本の球場ではスタンド内にブルペンが用意されている所がほとんどですが、グラウンドのファウルゾーンにブルペンが置かれている球場もあります。
スタンド内に比べると危険もありますが、練習中や試合中に間近で投球練習を楽しめるというファンにとってのメリットもあります。

 

試合中でのブルペンについて

試合中のブルペンでは、基本的にはその試合に登板する可能性のあるリリーフ投手が投球練習を行っています。
試合中なので受ける捕手はベンチ入りをしている選手ではなく、ブルペンキャッチャーが担当しています。
ブルペンキャッチャーは試合に出ることはありませんがユニフォームを来て投球練習の相手を務める、裏方的存在です。
「ブルペンでは〇〇が準備をしています。」というのは、該当するリリーフ投手が投球練習で準備をしていることを指します。
序盤からリリーフが投球練習をしていることはあまりありませんが、先発投手が開始早々に打ち込まれてしまった時などはその限りではありません。
また「現在ブルペンには誰もいないようです。」というのは、リリーフ投手が誰も準備をしていないということ。
すなわち、現在投げている投手に試合を託している段階であることを示唆しています。
先発投手が完投するかしないかの終盤で、この文言は使われることが多いです。

 

キャンプでのブルペン

キャンプ地となる球場にも、もちろんブルペンは設置されています。
キャンプ地でのブルペンでは試合中には立ち入らない監督やOBが様子を見に来たり、野手が活きたボールを見て感覚を掴むために打席に立つこともあります。
もちろんブルペンキャッチャーは、ここでも大活躍。
ローテーションを掴むために、リリーフで起用されるために、一軍入りをするために・・・。
各々の投手が、各々の思いで技術向上を図っている場所です。

 

メジャーのブルペンとの違い

現代では、打球が当たるのを防ぐ狙いもあってスタンド内に設置されていることが多いブルペン。
しかしメジャーでは今も観客から見える場所にブルペンを置いている所が多く、ファウルゾーンや外野の合間に作られています。
またNPBでは対戦するチーム同士のブルペンは離れた場所にありますが、MLBでは隣接するような形で置かれている球場もあります。
アメリカに渡った日本人投手の中には、隣で相手チームの投手が投げていることに驚愕した選手もいたのかもしれませんね。
プロ野球とメジャーの野球文化の違いの1つです。

 

リリーフ投手の隠れた疲労

試合中、ブルペンで準備をしているリリーフ投手。
しかしブルペンで肩を作ったのにも関わらず試合展開により出番が来ないことも多く、それらは登板数や投球回数では計ることは出来ません。
リリーフ投手の宿命とも言える、隠れた疲労となっています。

 

投手が投球練習を行う場所

投手が投球練習を行う場所である、ブルペン。
そんなブルペンは、投手にとって技術向上や試合への準備のために無くてはならない場所です。
シーズン中も、キャンプ中も、オフシーズンも・・・。
今日もどこかのブルペンで、投手がミット音を響かせているのでしょう。

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